中村 天風 運命を拓く 言葉の誦句
第四章 言葉と人生 の最後に
言葉の誦句が書かれています。
「私は今後かりそめにも、
我が舌に悪を語らせまい。
否、一々我が言葉に注意しよう。
同時に今後私は もはや自分の境遇や仕事を、
消極的な言葉や、悲観的な言語で、
批判するような言葉は使うまい。
終始、楽観と歓喜と、
輝く希望と溌溂たる勇気と、
平和に満ちた言葉でのみ活きよう。
そして、宇宙霊の有する無限の力を我が生命に受け入れて、
その無限の力で自分の人生を建設しよう。」
と綴られています。
言葉の大切さについての教えです。
わかりやすく言うと、言葉には
ものすごい力・影響力があるので
言葉を正しい使い方で使い
自分の人生をよりよくしていこう。
ということです。
中村 天風 運命を拓く 言葉と人生
第四章 言葉と人生では
「今日は、普通の人が、心の態度とか、
ひいては人生や生命に大きな影響を与えることは
ないだろうと思って、さほど大きな注意を払わない
事柄に対して注意を促したい。
何でもないと、自分が思っていて、それが
直接的には自分の心の態度を、そして結果に
おいて自分の人生や生命に大きな影響を与えるものとは、
それはいったい何であろう・・・。
それは諸君が日常便利に使っている「言葉」という
ものである。
・・・・何故か!
それは人生というものは、言葉で哲学化され、
化学化されているからである。
すなわち言葉は人生を左右する力があるからである。
この自覚こそ、人生を勝利に導く最良の武器である。
・・・・そしてこの目的を実現するには、
常に言葉に慎重な注意を払い、いかなるときにも、
積極的以外の言葉をつかわぬように
心がけることである。
そうすると、
それが人生哲学の第一原則である暗示の
法則を立派に応用したことになり、
期せずして健康も運命も完全になる・・・・」
というように言葉の大切さ、言葉の力、
言葉が与える影響力について記されています。
自分の身の回りを
改めて見回してみても、
成功している人、うまくいっている人を
観察してみると
「言葉の使い方」が正しく、うまい人が
多いのではないでしょうか?
中村 天風 「運命を拓く」 が
昨今の偉人に読まれているのは
それだけ成功につながる教えが書かれている
からだと思います。
興味がでたら、ご一読をお勧めします。
成功につながる、教えが見つかるかもしれません・・・。
今日はこのくらいで・・・・。