昔も今も成功する人が読んでいる 中村 天風 著 運命を拓く

中村 天風 著 運命を拓く 第二章 人生を支配する法則

 人生を支配する法則と聞いて

何だろうと?

 思わない人はいませんよね?

本の中では、

「およそ人間として、ひとたびこの世に生をうけたからには

誰でも人生というものを活きなければならない。

 この大事な人生を活きるのに、

人生がいかなる法則により支配されているかを知らずに

活きている人がいかに多いことか。

・・・・・・・

 人間の心というものは、

一方においては、人間の運命や健康その他人生の一切を

よりよく建設する力があると同時に、

 またこれと反対に人生をより悪く破壊する力もある。

 すなわち積極、消極の両方面の作用が

心にはあるのである。

・・・・・・

 所詮、人生は心一つの置きどころ。

人間の心で行う思い方、考え方が、

 人生の一切を良くもし、悪くもする、

というのが人生支配の根本原則である。

自然の法則は、もことに峻厳おかすべからず。

・・・・・・・」

「・・・・・・・

 およそ人生には、人生を厳格に支配している

一つの法則がある。

 それは原因結果の法則である。

そして人生というものは、

その人が自覚するかしないかを問わず、

この法則を応用する度合いに比例する。

 すなわち、

 「蒔いた種のとおり花が咲く」

という法則なのである。

俗にいう善因善果、悪因悪果の法則である。

・・・・それを知って巧みに使う者の

人生は、自由と自在とを得て、

いつも理想的な生きがいのあるものになる

・・・・・」

と綴られています。

天風 先生の教えどおり、

「蒔いた種のとおり花が咲く」

ように「善因善果」を徹底していきたいですね・・・!

中村 天風 著 運命を拓く 第二章 思考作用の誦句

「我は今、宇宙霊の中にいる。

我はまた、霊地の力とともにいる。

そもそも宇宙霊なるものこそは、万物の一切をよりよく

作り更えることに、常に公平なる態度を採る。

 そして、人間の正しい心、勇気ある心、

明るい心、朗らかな心という積極的の心持ちで

思考した事柄にのみ、その建設的なる全能の

力を注ぎかける。しかりしこうして、

かくのごとくにしてその力を受け入れしものこそは、

またまさしく力そのものになり得るのである。」

(※宇宙霊とは宇宙の一番おおもとの気という意味であり、仮に名付けた。)

中村 天風 先生が苦心して作った誦句だそうです。

緩もうとする心、乱れようとする心をしっかり押さえつけてくれる

誦句だそうです。

 「力そのものになり得る」ことができるよう

「正しい心、勇気ある心、明るい心、朗らかな心」

という積極的の心持ちで思考していきたいですね・・・。

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